2018/07/05

こんにちは。
沖縄はすでに半そでの陽気が続き、夏のような景色も増えてきました。
ついにシーズンインです!
春になって新生活が始まり、それが落ち着くとやってくる夏休み。
沖縄旅行のハイシーズンはもちろん夏休み。
そこに向けての旅行計画をする際に気を付けたいポイントのひとつが「ホテル選び」です。
今回は「小さな子どもが一緒でも、快適に滞在するためのハズせないポイント」をお伝えしましょう。
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≪言いたいコトをまとめると≫
■空港から遠すぎないか
リゾートホテルが建ち並ぶのは、那覇空港から車で約1時間の「恩納村」エリア。
西海岸沿いにはリゾートホテルがずらり、そしてメイン道路には飲食店がずらり、と観光客の多いエリアです。
高速を使えば1時間で移動できるので、わりと行きやすい距離感。
もしチャイルドシートやベビーシートに慣れない子供がいたとしても、高速に乗らずになんとか行ける距離でもあります。
高速の終点「許田」からさらに北の北部エリアに行くとなると、空港からは1時間半はかかります。
途中で休憩しながら上手に移動できればもちろん問題なしですが、夕方着のフライトだとゆっくり北上している時間もなかったりします。
車移動に慣れていない子供が一緒なら、空港から1時間以内のホテルが初日と最終日の移動がスムーズですよ。
■行きたい場所へアクセスしやすいか
とはいえ、「沖縄美ら海水族館」に行きたいご家族は多いはず。
水族館があるのは北部エリアの本部半島の一番西側。
水族館や海洋博公園でたくさん遊びたいし、この近くに泊まろう! というのももちろんOK。
でも、北部にずっと滞在していると、逆に中部へ出かけるには少し面倒です。
北部のホテルにするなら、行きと帰りに少し寄り道する以外は北部で遊ぶ、くらいに考えていた方がおすすめ。
もちろんできなくもないですが、中部に行くために移動時間が取られてしまい、貴重な滞在時間が短くなりがち。
渋滞が起こりやすいハイシーズンはなおさらです。
北谷や読谷村、浦添、宜野湾あたりをいろいろまわりたいのなら、中部エリアに滞在するほうが、どこに行くにも便利。
滞在ホテルから車で30分以内程度に、行きたい場所がある程度まとまっているのがベストですね。
■お部屋で靴は脱げるか
リゾートホテルなので洋室がほとんどですが、そうなると問題なのは、「靴が脱げない」ということ。
大人はいいですが、子どもはベッドに上ったり床で寝そべったり、赤ちゃんならハイハイをしたりもするので、ちょっと気になりますよね・・・
なので、子連れにおすすめなのは、靴が脱げるお部屋。
琉球畳の和室があるお部屋を用意しているホテルもあれば、全室洋室だけど靴を脱ぐタイプのお部屋というホテルもあります。
せっかくのリゾートなので、やっぱり洋室がいい! という人は、靴を脱げるかどうか確認しましょう。
ホテルオリオンモトブリゾート(本部)、カフーリゾートフチャクコンドホテル(恩納村)、カヌチャベイ&ヴィラス(名護)、琉球温泉瀬長島ホテル(豊見城)あたりがおすすめ。
■子どもがベッドから落ちない工夫があるか
洋室ツインの場合、子どもの落下防止のために「ハリウッドツイン」仕様にしてくれるホテルもあります。
ベッドふたつをくっつけて、ひとつの大きなベッドにすることです。
こうすれば、大人ふたりに子どもひとりをはさんで寝れば、子どもの落下リスクに備えることができます。
でも、子どもがふたりいたら・・・?
そんな時は、「ハリウッドツインにしたベッドのどちらかが壁についてるか」を確認。
もしくは、落下防止用のベッドガードのレンタルがあれば、それでもOK。
また、寝相が悪いうちの長男は、なんと足元から落ちます・・・
なので足元に椅子やクッション、小さなソファチェアなど、足元側に落ちても大丈夫なように対策をしています^^;
■雨でも遊べる施設があるか
沖縄は意外と雨が多いエリア。
台風が来てしまうと滞在中ずーっと雨、ということもよくあります。
そんな時でも子どもがホテル内で飽きずに楽しめる施設があると◎
やっぱり定番はプール。屋外プールは夏期限定のホテルがほとんどですし、荒天の時は入れません。
なので、室内プールがあるとなお良しですね。
また、おもちゃが置いてあったり、走りまわれる広さのキッズルームがあるのもGOOD。
館内が広ければ、お散歩しているだけで楽しいですが、4歳くらいを過ぎて来ればそれではもたないので、プールやキッズルーム、体験コーナーなどで楽しめるホテルを選ぶとよいでしょう。
ホテルの近くに屋内施設があれば、それでもOK。
■気兼ねなく過ごしたいのか or 癒される旅を楽しみたいのか
子連れでも周りの目を気にせず過ごしたいのであれば、ファミリー客が多いホテルがおすすめ。
まわりも子連ればかりなので、全然気になりません。
ただ、その反面ガヤガヤして騒がしい印象はぬぐえません。
たとえば、恩納村にある「リザンシーパークホテル谷茶ベイ」は、宿泊料もお手頃なうえ、子供向けのアクティビティやゲームセンター、お土産屋などが揃っていて、子連れはホテルから出ずに楽しめて人気なホテル。
プールもビーチもレストランも、ファミリーばかりなので、気兼ねせず気持ち的には楽。
でも、ガヤガヤしているし、ガチャガチャしているし、ゆったりと滞在して癒されたい、というような目的の旅にはそぐわないです。
いまは、高価格帯のホテルでも子連れウェルカムです。
共有の場所では子供が迷惑かけないようしっかり見ていれば、大人が楽しめるラグジュアリーなホテルに子どもと泊まることだって可能。
でも、そういったホテルは静かに楽しむ大人の宿泊客が多いので、それなりの配慮は必要ですよね。
高価格帯のホテルのメリットとしてはもうひとつ、修学旅行生が泊まらない、という点もあります。
どういう旅にしたいのかも、ホテルによっては実現できたりできなかったりなので、よく考えましょう。
■まとめ
どのホテルに泊まるかで、快適な滞在、楽しい旅行になるかが決まるといっても過言ではない!
ホテルだけ見て決めるのではなく、行きたい場所もあわせて考えたり、泊まる部屋や館内施設のことを少し調べたりすることが、ピッタリなホテルを見つける第一歩。
旅行代理店に行く前に、お目当てのホテルを見つけておくと、予約もスムーズですよ^^