こんにちは。
沖縄が好きすぎてガイド本を出版してしまったわたし、シマムラアサミ(@okinawa.panchan)です。
0歳と2歳の子どもと沖縄旅行に行くのですが、「沖縄こどもの国」ってどんなところですか?
基本は動物園なんだけど、ワンダーミュージアムっていう屋内施設が楽しすぎるので幼児さんにおすすめ!
雨の日のおでかけ先にピッタリです。
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子連れ沖縄旅行で子どもがしっかり楽しめるスポットとしておすすめしたい「沖縄こどもの国」。
那覇空港からは車で約40分の沖縄市にある、広大な敷地をもつ動物園ですが、動物園とくくるのもちょっと違う。
敷地内にはボートや釣り堀が楽しめる大きな池や、見晴らしのいい丘、科学やデジタルのふしぎを体感して楽しむワンダーミュージアムなど、遊べる要素がたっぷりあります。
特にワンダーミュージアムは雨の日でも半日はつぶせる”雨の日観光スポット”なので、ぜひ覚えておいて。
まあ、「沖縄観光」らしさはそこまでないのですが、子どもはめいっぱい楽しめますので、中部エリアで半日~1日遊ぶなら選択肢にぜひ!
オフシーズンに行きたい「沖縄こどもの国」
「沖縄こどもの国」があるのは、嘉手納基地に近い沖縄市内。北谷エリアからだと車で15分ほどの距離です。
近くにはコザというディープなエリアがあり、最近はおしゃれな飲食店やホテルなどがオープンしていて気になるお店があちこちに。
そんなエリアにある「沖縄こどもの国」は何屋かといえば、動物園。
でも、動物園以外の楽しい要素もたくさんあるので、子連れなら半日~1日楽しめちゃう!
ただし、注意点が。
動物園エリアは炎天下なうえ、アップダウンがすごいし、ぐるりとまわるにはかなりの距離があります。
つまり、真夏はキツイ。
そうなんですね……!
夏休み時期だと暑くて楽しめないかな……
できれば、気候のいい秋~春のオフシーズンに行くことをおすすめします。
(と言いつつ、わたしは夏にもダクダク汗かきながら行きます 笑)
さて、さっそく入ってみましょう!
大人500円! コスパ最高な入場料金
ちなみにね、ここは料金がなんとも良心的♡
大人500円、中学生・高校生200円、4歳~小学生100円、3歳までは無料ってすごくないですか。
入場料だけで1500円とかする観光施設も多いなかで、とってもリーズナブルなんです。
そして、料金を支払って中に入ると、目の前に出現する円形の建物。
こちらは、どんな子どもをも魅了するであろうワンダーミュージアム。
「ここに入ると数時間出られないよ!」と沖縄の知人からありがたきアドバイスをもらっていたので、まずはスルーして動物園をぐるりスタート!
動物園エリアは広すぎるくらい広い
ここは、なにせ広い。
緑たっぷりの気持ちいい景色をあちこちで見ることができます。
ところで、ここを訪れた日の私の一日の歩数、13000歩だったんですけど……。
ビーサンは脱ぎ捨てて、スニーカーで訪れて。
エントランスがあるのは高台の部分なので、ちょっと進むとこの開放的な景色が!
右側には芝生が美しい広場、そしてその左には水辺の生き物が生息する池でバードウォッチングが楽しめます。
週末限定で釣りやボートも営業中
こちらの池では土日祝限のみ、釣りぼり(200円)や貸しボート(1000円/10分)も営業しています。
平日に行ったときにその情報を子どもに伝えると、間違いなく「なんで今日はできないんだ!」と泣かれるのでご注意ください。
お察しの通り、わたしの体験談。
長男くんがかなり不機嫌な状態で散策スタートするハメになりました。
長い道や坂道にも負けず進め
動物をまだ一目も見ていませんが、序盤からこの長い坂道。
しかもこの時は7月の快晴日。
もちろん動物園という名の施設に、屋根や日陰なんていうなまぬるいものはほとんど存在しません。
なので、すでに子どもたちはグダグダぐずぐずモード。
ゾウ、キリン、カバ、チンパンジーなどの動物園らしい定番の生き物たち。
加えて、真っ黒なお姿のアグー豚様や不気味な雰囲気を醸し出す大量のコウモリ、今年生まれたホワイトタイガーの赤ちゃんなどなどが元気よく、時に暑さにぐったり(?)しながら過ごしています。
人間も真夏は水分補給をしっかりしながら散策しましょう。
一部エリアで工事をしていましたが、園内が全体的にとっても綺麗で清潔な印象。
しっかりお手入れされていて、好感度がぐっとアップ!
トイレとか通路とか汚い施設ってどうしても受け入れられないんですよね……。
(都会育ちで生ぬるいわたし)
ふれあい広場でモルモットをヨシヨシ♡
動物園といえば、やっぱりふれあい広場。
何かに触らないと、子どもたちの気が済みません。
こちらではモルモットやうさぎ、ヒヨコ、カメを触ることができますよ。
10分入れ替え制でした。
中に入ると100円で動物の餌を購入してエサやり体験も。
中央にある迷路のような青い通路を通る可愛いモルモットたち。
注意したいのは、モルモットは抱っこ禁止ということ。
こういうところでは抱っこができるものと思っているお子さんは「なんで!」となるでしょう、分かるよ、分かる。
なかなかツライのですが、あらかじめ抱っこはダメだと納得させておきましょう。
餌をあげたり、よしよししたりはOKです。
ヒヨコは抱っこOK。
(ちょ、ちょいとギュっとしすぎやないか……)
にんじんや葉っぱをモグモグする姿は何度見ても可愛い♡
途中でエレベーターが出現するほどの高低差
順路を進んで行くと途中でエレベーターに乗ることになります。
それほどの高低差ある坂道を降りたり上ったりするわけです。
アラフォー母ちゃんはヒーヒーしちゃいます
この高低差と日差し、夏は特別しんどい。曇りの日やオフシーズンがいいですよ、ほんと。
エレベーターを降りたら涼し気なカバ。
(子どもたちが暑すぎて動物に興味なしなので、動物園なのに動物はしょってます)
さらにぐんぐん進みます。
こういう何にもない道が結構多いので、疲れた子どもはすぐに「抱っこ!」となります。
そんな光景がたやすく予測される子連れご家族は、ベビーカーレンタル(有料・200円)もご活用を。
あとはドリンクやおやつで気分を変えつつ、なんとか歩かせましょう。
雨の日でも台風でも楽しめるワンダーミュージアム
大人もバテバテな暑さをしのぎに、入口にあったワンダーミュージアムへ。
こちらは「沖縄こどもの国」の入園料とは別で料金がかかります。
とはいえ、大人200円、4歳~高校生100円、3歳まで無料とお安いので、気軽に入れます。
入退場は何度もできますので、途中で出てレストランでのランチをはさんだりしても◎
そして中に入るとさっそく気になるアレコレに飛びつく子どもたち。
ポンプみたいなものを押すと空気が「ア」という音に聞こえる装置。
アイウエオそれぞれあって、確かにそう聞こえる!
(地味に楽しい)
ワンダーミュージアムは中央に螺旋階段があって、下に降りていく順路なので、どんどん下へ下へと降りていきましょう。
(別に順路通りまわらなくても全然OKですけど)
小さな球を勢いよくまわし入れると、カジノのルーレットみたくぐ~るぐると回って下におちる円盤。
無数の小さな棒が並んでいて、奥から押しつけると高低差でその形が浮かび上がる仕掛け。
かなり夢中になってこのコーナーに熱中していました。
顔を押し付けると……顔面が浮き出て不気味でした。
工作ができるようなコーナーもあります。
この日は夏休みはじまったばかりの平日。
ご覧の通り空いていますが、休日や雨の日にはめっちゃ混雑するのだそう。
なので、そういった日に来場する際には、なるべく朝イチの時間帯がおすすめです。
それでも、雨の日に子どもが体を動かしたり、楽しみながら過ごせる場所って旅行中にはありがたいですよね。
ピタゴラスイッチ的な装置がたくさん
子どもが大好きなピタゴラ的装置も、ここではかなり大がかり。
ボールを入れてハンドルを回して空気を送ると、上に浮かびあがり、ピタゴラコースを通って落ちていく。
それはもう延々とやってましたよ……
こちらでは空気でボールを浮かばせて大興奮。
ここは、ザ・ピタゴラ。
どの装置も手作り感あってほっこり♡
こちらもすごい手作り感!
説明通りに自分で装置をセットして、上手くいくとゴールまでいけますが、なかなか難しい!
幼児さんや乳児さんが楽しめるエリアも
ワンダーミュージアムはとっても広いので、ベビーカーでの移動もラクラク。
3~10歳くらいがたっぷり楽しめるとは思いますが、赤ちゃんが安心して過ごせるエリアもあります。
こちらはソフトブロックが置いてあるコーナー。
お兄ちゃんお姉ちゃんが遊んでいる間に、赤ちゃんはここでのんびり遊ばせてあげるとよさそう◎
授乳室やおむつ替えスペースもあるので安心ですね。
一番下の階は真っ暗闇の世界
ここは真っ暗エリアで、幻想的な光がとっても綺麗。
右の四角いものは椅子になっていて、座ると色が変化。
他にもプロジェクションマッピングがあったり影絵で遊んだり、デジタルな光を楽しめる空間でした。
ささっと回っただけでも、一番下のこのフロアに着いた頃には入場から1時間半が経過。
これはたっぷり遊んだら3時間コースですね。
時間をつぶしたい時にはうってつけですが、「1時間で切り上げたい」という時は要注意です。
スケジュールが詰まっている日に、うかつに入ってはいけません。
中部エリアで自然に囲まれて遊ぶなら「沖縄こどもの国」
午前中から3時間くらいを過ごしましたが、まだまだ時間が足りないくらい。
動物もはしょって見ていたし、ワンダーミュージアムもあと1時間は軽く遊べました。
園内にはレストランや軽食を扱うパーラー、売店なども揃いますので、ランチタイムをはさんで一日コースで楽しんでもいいですね。
「沖縄に来てまで動物園とミュージアム?」という声も聞こえてきそうですが、子どもにとってはそこが沖縄であろうが、北海道であろうが、「楽しい!」かどうかがすべてです。
ビーチやプール、グルメなどで沖縄を楽しみつつ、子どもの思い出づくりのための楽しいスポットとしておすすめします。
そして何度も言うようですが、
・真夏はしんどい
・動物園散策時はスニーカー必至
・ワンダーミュージアムは2時間コースを覚悟
というあたりをご注意くださいね。
台風の時は営業しているか確認しよう
屋内型のワンダーミュージアムは雨の日の人気者。
ですが、台風で暴風警報が発令されていると営業ストップとなる場合がありますので、来園前に電話確認をしたほうがいいですよ。
ちなみに私は年末に行って定休日だか臨時休業だかでフラれたことがあります……
火曜日は定休日なのでお気を付けを。
ワンダーミュージアムは何度来ても楽しい!
海やプールに飽きた旅行中盤~後半にぜひ訪れてみてくださいね。
以上、 シマムラアサミ(@okinawa.panchan)でした。
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