こんにちは。
沖縄が好きすぎて本を出してしまったわたし、シマムラアサミ(@okinawa.panchan)です。
今度の夏に家族で沖縄旅行を予定しています。
〇 東京から沖縄に行く最安値フライトを知りたい
〇 沖縄旅行の旅費を抑えるポイントを教えて
〇 便利&格安なコスパのいいフライトプランは?
旅費が跳ね上がりそうな夏休みだとしても、工夫次第でフライト代は意外と安く抑えることができます(ホテルはまんべんなく高い)。
各社の最安値やフライトの賢い組み方をご紹介しましょう!
- 東京から沖縄への夏のフライト最安値
- 安くて便利! 賢いフライトの組み方
- 2歳&0歳児との沖縄旅行、わたしならこう組む!
このブログ記事では、東京(羽田・成田)発沖縄行き飛行機の夏の最安値と、曜日や時間を工夫した賢いフライトの組み方をご紹介します。
わたしは現在9歳の長男が0歳のときから沖縄旅行をしていて、子連れ沖縄旅行回数は約30回。子連れフライトは100回以上経験してきました。
そして沖縄が好きすぎて、子連れ向けの沖縄ガイドブックも出版しちゃいました。
「沖縄行きの最安値フライトを知りたい」、「ほどよい価格で便利なフライトを選びたい」という方のヒントになるはずなので、ぜひご参考に。
東京~沖縄便、最安値料金を比較
東京(羽田・成田)発~沖縄(那覇)行きのフライトがある航空会社は、2021年9月時点では以下の6社。
メイン航空会社(ANA・JAL)、MCC(中堅航空会社:スカイマーク・ソラシドエア)、LCC(格安航空:ピーチ、ジェットスター)と、まんべんないラインナップです。
MCC?
MCCはメイン航空会社とLCCの中間的存在です。
LCCとは違って、座席指定や手荷物預けは無料で、機内持込手荷物の重量制限も10kgと、必要なサービスが航空料金に含まれています。
料金はLCCよりはお高めですが、ANAやJALよりは安価、そしてサービスはほどほどに備わっているので、家族旅行にはありがたい存在です。
最安値フライトを見つけるなら、各社の公式HPをネットサーフィンするより、全航空会社のフライトをまとめてチェックできるフライト予約サイト
わたしはよく「NAVITIME Travel(ナビタイムトラベル)」
\ 検索結果画面が見やすい!/
料金だけでなく、どの割引が適応されているのかも記載があって◎
「他の券種」っていうところを押すと、同社同時間の別の割引料金や座席料金も出てきます。
各社のHPで検索するよりもめっちゃ分かりやすくて、控えめに言って最高です♡
さて、そんな 「ナビタイムトラベル」 を使って最安値を調べてみたので、以下の表にまとめました。
\ 右にスクロールできます→ /
ANA | JAL | スカイマーク | ソラシドエア | ピーチ | ジェットスター | |
---|---|---|---|---|---|---|
最安値 | 9,210円 (スーパーバリュー75) | 9,210円 (ウルトラ先得) | 5,910円 (いま得) | 6,610円 (ソラシドスペシャル) | 5,690円 (シンプルピーチ) | 2,500円 (スーパースターセール) |
最安値日一例 | 2022年7月の月~木曜日、15:40発 | 2022年7月の月~木曜日、 15:55発 | 2021年12月後半月~木曜日、13:00発 | 2021年12月22日水曜日、18:40発 | 2022年3月最終火~水曜日、12:45発 | 2022年2月24日水曜日、7:40発 |
出発空港 | 羽田空港 | 羽田空港 | 羽田空港 | 羽田空港 | 成田空港 | 成田空港 |
2021年9月時点で来年夏のフライトを検索/予約できるのはANAとJALのみでしたが、片道1万円以下!( 毎年わたしもこれを狙っています。)
スカイマークとソラシドエア、そして、ピーチとジェットスターは現時点で2022年3月までのフライト予約までしかできませんが、ジェットスターのセール価格2,500円(2月発)が際立って安い結果となりました。
LCCはセールを上手に活用すると夏のハイシーズン中でも2,500円みたいな破格に出会えます。
ただしセール対象になる便は平日がほとんどなので、育休中や自営業などで平日中心に旅程を組めるご家族は活用しやすいです。
驚愕の2,500円!!!
家族3人で座席を予約しても往復で16,000円なんて、破格すぎます。育休中だし活用できそう♪
ただし、LCCの最安値航空券自体は安いけれど、座席指定したり荷物を預けたりするのに別途オプション料金がかかります。
また、成田発というのもアクセス&電車代の面ではネックに。
こちらの記事でLCCならではの特徴を理解して、トータルの旅費や旅の快適性で比較検討してみてくださいね。
▽関連記事
デメリット全まとめ! LCCで行く子連れ沖縄旅行の攻略法【中級者向け】
値段だけでいえば、やっぱりLCCが格安。ただし、オプション料や空港までの交通費に注意!
※各社フライト料金は予約状況や早期割引の適応などによって価格は変動します。
安値が出やすい便の条件を知ろう
飛行機料金は、同じ航空会社でも、平日か週末かによって、または時間帯やシーズンによって、料金は大きく変動します。
賢く&安くフライトを予約したいのなら、まずは沖縄発着のフライト料金が安値になる理由、高値になる理由を知っておきましょう。
- 行きは午後~夕方発の便/帰りは午前発の便
- 行きは月曜~木曜の便/帰りは月~土曜の便
- オフシーズンの平日
- 75日以上前の早期予約
- 行きは8~10時発の便/帰りは15時以降の便
- 行きは金~土曜の便、帰りは日曜の便
- GW、夏休み、年末年始、連休
- 数日前~1か月前の直前予約
当然ですが、みんなが「この日、この時間に沖縄に行きたい/帰ってきたい」と思う便が高いです。
例えば、4連休初日の朝9時の便で出発して、連休最終日の16時発の便で帰ってくる、というプラン。
往復ともにその日の最高値フライトになる可能性があります。
なるべくフライト代を抑えたいなら、超ピークの日程&時間帯を少しでもズラしましょう。
また、早めに予約するほど安いです。
早期予約をすれば、ハイシーズンの夏休みでも格安でフライトを組むことが可能!
各社とも75日前予約が最安値になるので、約2.5か月前に予約すれば75日前割引で安く手配できる可能性が高まりますよ。
ただし、75日前だからといって、希望のフライトに空席がある保証はありません。なるべく早く、が吉です。
でも、そんなに早めに旅行の予定が立てられません……。
早まって予約しちゃって、キャンセル料かかるのも気になります。
「返金不可」のイメージがある超早期割引ですが、実はそんなことないんです!
格安の早期割引も440円でキャンセルができる
ANAとJALでは75日前以前の予約だと「ANA SUPER VALUE 75」や「ウルトラ先得」という早期割引が適応されます。上記の表でリサーチした2022年7月の予約もそれらの早期割引が適応された料金となっています。
この早期割引、返金不可と思われがちなのですが、実はキャンセルすることができます。
「ANA SUPER VALUE」は、航空券購入後、搭乗日55日前までは取消手数料はかかりません。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/promotions/special-info/fare_info/
上記はANA公式ホームページにある表記ですが、今、仮に来年2022年7月25日の予約をしても、搭乗日から55日前の2022年5月31日まではキャンセル料(取消手数料)は無料です。
これは、JALのウルトラ先得も同じく。
なんですと!
それなら少し先の旅行予定でも、売り切れないうちに購入して、いい座席を指定しておくとナイスですね!
夏休みや連休は人気の時間帯が早めに売り切れますからね。
ただ、1点だけ注意点。
キャンセル料(取消手数料)はかからないのですが、払い戻し手数料が航空券1枚(1区間)につき440円かかります。
えっ……。
3人×440円×往復=2,640円……まあそこまで痛手じゃないですね!
75日前の早期割引は本当に安くて、沖縄のハイシーズンである7月8月のフライトだって、片道1万円以下。たまに8,000円台のことだってあります。
旅行予定がだいたい目星ついているなら、早めに予約して窓際とか前方座席とか、いい席を座席指定しておくのがスマートです!
(ちなみにわたしは夏の沖縄旅行は年末あたりに予約しています)
また、スカイマークの「たす得」やピーチの「バリューピーチ」など、最安値プランよりは数千円高いけれど、予約変更が無料でできるプランもあります。
仕事などの都合で旅行スケジュールに確信が持てない場合は、MCCやLCCのフライト日時変更可能プランを早めに予約しておく、というのも賢い選択です。
金~日曜日や人気時間帯(行きは午前、帰りは夕方以降)のフライトは、早めに完売しがち。いい座席を横並びで確保するためにも、可能な限り早めの予約が吉。不安なら予約変更可能なプランをチョイス。
早く動いたもの勝ちですね。
早期割のキャンセル料はそこまで気にせず、早めに予約しておきます!
「直前になるほど安い」って思いがちですが、実は航空券はそうでもないので、早期予約が正解です◎
LCCの盲点! 空港までの交通費が意外と高い
いくらLCC飛行機代を超格安に抑えても、成田空港までの交通費がかさんで結局トントン、なんていうのはLCCあるあるです。
なので、飛行機代だけでなく、空港までの交通費も含めて旅費を試算すべきです。
例えば、新宿駅から成田空港に向かう場合、一番速い手段はスカイライナーです。
所要時間1時間ちょっとで、料金は2,720円。
大人ふたり分の往復料金は10,880円となかなかのインパクトがあります。
空港に行くだけなのに、結構な金額……。
じゃあ特急を使わないで行くのが安く済んでイイですね!
いや、ちょっと待って。
「空港までの移動」は子連れ旅行ではしっかり計画しておかなきゃいけない重要なポイント。
価格だけで選ぶのはNGなんです!
大荷物&子連れで、なるべくコスパよく快適に空港へ向かうための方法(電車・バス・タクシー比較)はこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
▽関連記事
旅費節約には「羽田or成田空港」までの交通費を理解せよ。電車・バス・リムジンタクシーを比較
2歳&0歳児連れの沖縄旅行、わたしならこうする
うちの息子たちは4歳差だけど、「仮にわたしが2歳&0歳児ふたりと沖縄旅行をするなら、こういうフライトプランにする!」を、
① 快適プラン
② 価格重視プラン
の2パターン教えちゃいます。
太っ腹! 教えてください!
※現時点で次の夏の価格が出揃っていないため、ここでは日付の概念は少し置いておいて、各社の最安値の傾向やサービス内容などトータルで比較し、金額は一例を用いています
① 快適プラン(移動でぐったりしたくない)
- 往路は「スカイマーク」羽田空港発、13:00発(5,910円×3人分)
- 復路は「スカイマーク」羽田空港行、14:05発(5,910円×3人分)
23区からアクセスしにくい成田空港は避け、羽田空港発着がマスト。
フライト時間帯と値段を考慮すると、往復ともにスカイマークに軍配!
「×3人分」ってなっているのは、膝の上抱っこなら無料の2歳児にも座席を購入する、ということですか?
そのとおり!
子どもふたりとも抱っこで3時間弱のフライトは、「快適プラン」には程遠い……。
復路は、スカイマークとソラシドエアの10時台に最安値が出ていることもありますが、那覇空港を10時台発だとレンタカーを8時台に返却することになり、朝ごはんや身支度、レンタカー返却がバタバタします。
それよりもひとり1,000円前後程度プラスして、13時台に出発する方が最終日もゆったり楽しめますよ。
ちなみに、タイミングによってはソラシドエアの20時以降出発の便がその日の最安値になることもあるのですが、羽田到着が23時近くになってしまうので、電車利用の方は体力的に大変かも。
ただ、自家用車移動ならフライト中に子どもが寝てくれる可能性が高まるので、逆にラクかもしれません。
移動がラクな「羽田空港」を選びつつ、より安いMCCで子ども分も座席を確保するのが、コスパよく快適!
2歳児の座席を確保すれば、飛行機で3人並びの席を家族で貸切れるのもいい点ですね!
3人席でほかの方が横並びで座るとなると、迷惑かけないか心配すぎますもん……
それもめっちゃアリます!
ところで、実はもうひとつ迷ったプランがあるんです。それはJALの「クラスJ」を活用するプラン。
- 往路は「JAL」羽田空港発、15:55発(クラスJ席 10,510円×2人分)
- 復路は「JAL」羽田空港行、12:10発(12,510円×2人分)
「クラスJ」は普通席よりも座席や座席間がゆったり取られた座席です。
普通席が3×4×3列シートの機体の場合、クラスJエリアは2×4×2列で横幅を広めに確保。
前の座席との間も普通席より約18cmプラスされていて、0歳児が足元にたっちしたり、荷物を足元に置いたりするにも、かなりゆとりがあります。
JALだとやっぱり安心感がありますしね!
機内サービスも充実しているし、子連れにもやさしそう。
JAL派でJALマイルを貯めているご家族はこちらのプランがおすすめです。
しかも、クラスJは前方座席なので、機内での移動が少ない点もGOOD。
JALだとフライト数が多いので、出発時間の選択肢が豊富です。
帰りは午前便が最安値となる場合もありますが、最終日が移動だけになってしまいバタバタします。
一方、帰りは午後~夕方便を選ぶ方が最終日もいろいろ楽しめますが、夕方便は1日のなかでも最も高い時間帯。
料金とのバランスを検討するべきです。
平日の夕方便だと、東京で帰宅ラッシュに巻き込まれて、電車でぐったり……というリスクもあります。
JALのクラスJも有力な選択肢。MCCのフライト時間帯と料金を比較しながら、ベストな便をチョイスしよう。
では、続いて価格を重視したマイプランをご紹介。
② 価格重視プラン(とにかく安く行きたい!)
- 往路は「スカイマーク」羽田空港利用、13:00発(5,910円×2人分)
- 復路は「スカイマーク」羽田空港利用、13:30発(5,910円×2人分)
あれ……人数は「×2人分」ですけど、最初の快適コースと同じじゃないですか?
色々シュミレーションしてみたのですが、これが価格面でもベストと判断しました!
価格重視プランなので、2歳児用の座席は確保(購入)せず、膝の上抱っこでしのぎます(少々つらい)。
運賃だけを見れば、ジェットスターの2,500円はおいしすぎるのですが、東京23区から成田空港までは電車代も移動時間もかなりかかります。
(▶参照記事▶「旅費節約には「羽田or成田空港」までの交通費を理解せよ。電車・バス・リムジンタクシーを比較」参照)
また、ジェットスターの最安値時間は朝7:40発なので始発でも間に合いません。
近くの格安ビジネスホテルに1泊7,000円程度で前泊して早朝に空港は向かうとしても、7,000円を大人ふたりの運賃各2,500円にオンすると、ひとり6,000円になってしまい、超格安のうまみがそこまでありません。(自家用車があれば話は別)
さらに座席指定や受託荷物料などを考えると、やっぱりスカイマークがトータルで安くて快適です。
なるほど~、参考になりました。
ありがとうございます!
料金は日程や曜日、時間帯によって大きく変わりますので、「こうやってフライトプランは組むのか!」という参考にして、料金は目安にしてみてくださいね。
- やっぱりLCCのセールは安い
- ANAやJALも超早期予約すれば1万円以下が可能
- コスパよくアップランクできるJALのクラスJは子連れの味方
- 子連れはアクセスしやすい羽田発着がベター(居住地によりますが)
ということで、東京から那覇行きのすべての飛行機を網羅していたらめっちゃ長い記事になりました。
結論としては、子連れは最安値を狙って格安で行くより、「ほどよく快適でほどよく安い」を狙う方がおすすめ、ということ。
移動でぐったりすると、せっかくの旅行を楽しみ切れませんからね。
以上、 シマムラアサミ(@okinawa.panchan)でした。
フライト料金や日時を比較するなら「ナビタイムトラベル」 がおすすめ。LCCも同時検索できますよ◎
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にぎゅぎゅっとまとめてあるから、子連れ沖縄旅行を計画中の人はぜひ見てみてね。